【東方公式書籍】東方の漫画はどれから読めばいいのか？東方歴15年以上の老害東方厨が解説！

宜しくお願いします。

「老害さん」という不名誉な名前にももう慣れました

完結、連載中を含めるとざっとこんなものです。
これらは全て、東方の制作者ZUN氏が原作、原案、監修の

いずれかを行っている「公式」書籍です。

※うどんげっしょーはちょっと微妙だけど入れてしまいます。

簡単に手に入らないもの、漫画がメインでは無いものは抜いてます。
東方三月精（白）とか。

それではざっくりとですが、どういう感じなのかを説明しましょうか。

東方三月精は全部で9冊あります。

3冊単位でタイトルが変わっていますが、特に変わりは有りません。

三月精のサニーミルク、ルナチャイルド、スターサファイアが主人公のほのぼの漫画です。

最初の方は霊夢と魔理沙がメインですが、話が進むにつれ色んなキャラが出てきます。

チルノやラルバ、クラウンピースなどの妖精はもちろん紫と三月精の辛みも見れちゃいます。

深いストーリーとか、伏線とか、重要設定とかそういう漫画ではないですね。

のんびり幻想の妖精や少女たちを楽しみたい人向けです。

発売日を見ればわかると思いますが、3つ目の三月精は結構最近ですので紺珠伝の後の話、クラウンピースやヘカーティアも出てきます。

何も考えずに読める（ポジティブな意味）のでオススメですね。

しっかりストーリーの作品が読みたい！　という人は物足りないかもしれません。

つづいて儚月抄。

霊夢たちがロケットを作る本格シナリオの方と、

四コマ（通称うどんげっしょー）の二種類あります。

まずは本格シナリオの方から

「レミリア敗北！」とか

おもちスパークとか

色々な名言（迷言）が出ている漫画ですね。

フェムトファイバーの説明とか、一時期覚えてたんですけどもう忘れました。

いやいやそんなことないです。

真面目な作品だからこそ、少し面白い所とか「ん？」と思う所に突っ込まれがちなだけです。

昔ながらの悪ノリが目立ってるという意味です

話としてかなり真面目な方です。

紫が一昔前に、月に侵攻し敗北した「月面戦争」。

そのリベンジで「第二次月面戦争」を宣言することから一話は始まります。

話としては、本当に昔から東方だなあ……という感じです。

ピックアップされるのはレミリア側。

霊夢と魔理沙はレミリア一行はロケットを作り月へと向かう。

そして裏側。そんなレミリア達を囮に紫はこっそりとスキマを通じて月へと向かいます。

紫の考えた「第二次月面戦争」は成功するのか。

月で敗北したレミリアは一体どうなるのか！（真剣）

……とまあこんな感じです。しっかりストーリーがあり、

しかも裏話として小説版儚月抄もあります。

小説版まで完璧に読むとしっかり作られてるなという感じがします。

漫画だけだと終わり方がどうも薄味すぎるというか……

補足があって余計に面白くなるので、少しオススメ度を下げました。

小説版、面白いですよ。

まあたまに設定の矛盾とかあるけど

それじゃあ次は「うどんげっしょー」の話をしましょう。

こちらは儚月抄で出てきたキャラ、永遠亭まわりのほのぼの四コマ漫画です。

うさぎがめちゃくちゃ可愛い🐇

出てきますよ。基本的にてゐに振り回される美味しいキャラです。

可愛さ、癒やしを求めるならうどんげっしょーがオススメです。

儚月抄のキャラも出ますが、特に初見でも問題ないと思います。

説教好きのやばいやつ。

茨木華扇が出てくるのが茨歌仙です。

後述する鈴奈庵もそうですが、原作に出ていない妖怪や伝承の生き物が出てきます

妖怪大辞典とかが好きな人にオススメ。

というか、茨歌仙は普通にストーリーとしても面白い。

キャラもメインが神社周辺なので色んなキャラが出てきます。

一番多いのは霊夢、魔理沙ですけど。

オカルトボールあたりの話が作中に出てくるのですが、

このあたりの話はかなりややこしいです。

そこまで深く関わっては居ないですが、

神秘録、紺珠伝あたりの話も少しわかってないと、

と考えると全部は理解できないかもしれません。

しかし終盤の展開は熱すぎます。

これだけでも全員に読んでほしいくらいです。

実は、茨歌仙は仙人ではなく……

今更茨歌仙のネタバレとか気をつけなきゃいけないんです？

確かにそうですね。失礼しました。

改めて読み直して気づきましたが、割と序盤から茨木華扇の正体について触れてるんですよね。

まだ正体隠してるのかこの子……という楽しみ方もあります。

人里にある貸本屋（図書館みたいなやつ）の本居小鈴ちゃんが主人公のお話です。

霊夢と魔理沙も出てきますが、阿求も出番が多いです。

小鈴ちゃんと仲が良いそうで二人の遠慮の無いやりとりもまた面白い

あとは里に出没する妖怪、マミゾウさんなども「里バージョン」で出てきますね。

マミゾウ親分、可愛すぎます。

文ちゃんもジャーナリストバージョンで。

酔蝶華もそうですが、里に馴染んでる妖怪、いいですよね。

あと普通に霖之助さんも出てきていました。

今の今まで記憶から飛んでいました。

まあ、少女じゃないしね。

しょうがないよね男なんて記憶するに値しない。

終盤こそ少しシリアスになりますが、

基本的には短編の妖怪話です。

ちょっとした異変が起きて、解決したりしなかったり。

東方らしい書籍ですね。

もえ先生……また何か漫画書いてほしいです。

ここから未完結の書籍ですね。

東方智霊奇伝は終始シリアスなストーリー漫画です。

突如現れ幻想郷中を騒がす怨霊を対処すべく、反則探偵の古明地さとりが動くという話

そしてその怨霊が紅魔館→白玉楼→永遠亭とどうやら霊夢が異変を解決した順番に

騒ぎを起こしているということがわかります。

なので昔からのキャラが出てくるので素敵ですね。

途中で作画の方が変わっています。

東方智霊奇伝は2巻まで。

東方智霊奇伝 迷宮編が現在3巻まで出ています。

ちなみに、今一番最近の話はフランドールが暴れています。

読んでないのかよ。

さておき、お話はかなり真面目ですので真剣にストーリーを読みたい人におすすめです。

ちなみに余談ですが、この書籍で魂魄妖夢は難しいことは考えられないということがわかりました。

こちらは少し、東方鈴奈庵に似てるかもしれないですね。

舞台は貸本屋ではなく、ありそうでなかった里の飲み屋。

奥野田美宵ちゃんという店員さんが主人公（？）のお話です。

酔蝶華は色んなキャラが出てきます。

マミゾウさんに文ちゃん、更にお酒の話ということで萃香、勇儀さんも（たまに）出てきます。

まあ主人公ですから。

最近のキャラが出てくるもの良いですね。

駒草太夫、千亦さんに、飯綱丸龍さん。

オススメ度★５にしたかったのですが、新キャラを知っていたほうがより面白いので

なくなく４にしました。

基本的には鈴奈庵のように、短編構成です。

前後、もしくは前中後でお話が終わるような作品なので、「最新の東方漫画を読みたい！」

なら智霊奇伝よりも酔蝶華をおすすめします。

一通り説明しました。

・しっかりしたストーリーを追いたい！

→儚月抄、智霊奇伝

・東方キャラがほのぼのしてるやつがいい

→三月精、うどんげっしょー

・短い話でしっかり終わるのが良い

→茨歌仙、鈴奈庵、酔蝶華

という感じでしょうか。

わかりやすい図を作りました。

あと、今の時代多分一話だけ、とか無料で読めるので

絵の感じとか話の雰囲気で決めると良いんじゃないかなと思います。

酔蝶華

🐇 きゃー><

(うどんげっしょーのうさぎの真似)